Material Group Inc.マテリアルグループ株式会社

”マテリアル”という社名にふさわしく、素材にこだわったデザインが随所に施され、多彩な事業を展開する同社らしい場を構築した。
ゾーニングとしてレセプションとオープンミーティングスペースを一体化したことにより、広々したラウンジを生み出しており、会社の広がりを感じさせている。ラウンジ内では床材を貼り分けてデザインすることで来客エリアと社員エリアをゆるやかに区分けした。社内エリア、社外エリアをまたがって中心に設置された象徴的なカウンターでは受付機能やドリンクサーブ機能、ユーティリティ機能など様々な機能が統合されており、コミュニケーションの中心となっている。また充実のAV設備を備えたことにより、イベントやセミナーでの利用に留まらず、スポーツ観戦などを楽しめる空間になっている。
素材にこだわったデザインが随所に施された、多彩な事業展開を感じさせるオフィス。
レセプション兼オープンミーティングスペース。
レセプションスペース側はフローリングを市松模様に貼ることで、印象的なデザインとなっている。
飾り棚には同社のプロダクト製品を並べ、商品PRの役割を担う。
オープンミーティングスペース側。こちらはフレキシブルボードを床材として用いている。
ミーティングスペースは、多様なバリエーションを設け、社員同士の意見交換が常に行われる場となっている。
執務エリア。増員時にも対応可能なよう、可変性が高いレイアウトとしている。
仮眠室の壁面には同社の取り扱い製品である珪藻土を用いている。
2016年8月に完了した本プロジェクトは、施主であるマテリアルグループ株式会社のワークプレイス(オフィス)について、株式会社ディー・サインがプロジェクトマネジメントを担当したプロジェクトです。
オフィス
〜300坪
サービス・インフラ
企業成長に伴う組織拡大のためにプロジェクトがスタートしました。当初レセプションとラウンジを明確に分ける計画でしたが、より風通しの良い豊かな体感を創り出すために一体化する案を提案し、実現しています。
各所のマテリアルに工夫を行い、フレキシブルボードを用いたテーブルや象徴的なカウンター、壁面に珪藻土塗装を施した仮眠室等、2×4材を使ったカウンターなど多様な素材を用いることで、 “マテリアル”という社名、同社の多岐に渡る事業展開を表現するようなデザインを実現しています。