マル二木工の加工技術と高品質な木を使い何ができるかから考え始めました。
触れる・撫でるをキーワードにふと触りたくなるものに焦点を当てデザインを行いました。
Peblomaruni × DE-SIGN INC.

「Peblo」木本来の手触り、暖かな印象をオフィス空間に
オフィス設計で会議テーブルに課題を感じ、機能重視では無骨に、デザイン重視では機能性が損なわれるという矛盾に直面しました。
重要な打ち合わせの場にふさわしい、温かみと緊張感を兼ね備え、機能も満たすテーブルとは。
高品質な木材と高度なフォルムを実現できる加工技術により、手触りや佇まいから新たな会議体験を生むテーブルを構想しました。
まるで彫刻のようにシームレスに彫り込まれた天板と河川の流れによって角が取れた石のような丸みを帯びた配線蓋、卓上を滑らすように蓋を開ける動作と、滑らかな質感、卓上に置かれた時のやわらかな表情が今までにない打ち合わせの体験を生みます。
上質な無垢材と彫刻のようなフォルムを実現する加工技術によって実現したやわらかさが、手のひらから伝わる新しい会議テーブルです。
【 Peblo 】は英語の小石とテーブルの丸みを帯びた形状を掛け合わせた造語です。
マル二木工の加工技術と高品質な木を使い何ができるかから考え始めました。
触れる・撫でるをキーワードにふと触りたくなるものに焦点を当てデザインを行いました。
無機質になりがちなオフィスの会議室にどのように触れたくなる温かみのある形のテーブルを作ることができるのか、会話を重ねていくうちに段々と形になっていく過程がおもしろかったです。モック確認や工場見学を経て直にものづくりに触れることができ良い経験となりました。
卓上を滑らすように蓋を開ける体験と
蓋の柔らかな質感、卓上に置かれた時の柔らかな表情が
今までにない打ち合わせの体験を生む
中間脚のパネルを着脱式にすることによりメンテナンス性を考慮した
また、中間脚の接地面が広いため多様なニーズに対応でき、配線の立ち上げも容易である
プロダクト
コントラクト市場に向けて、どんなプロダクトがふさわしいのか──そんな問いから、マルニ木工と一緒に考えはじめました。
木工家具とワークプレイスの掛け算。その中で「マルニ木工らしさ」を大切にしながら、ひとつひとつ丁寧に、時に取捨選択もしつつ、素直なかたちで表現しました。