新たなフェーズへ進化するための移転プロジェクト
商空間やオフィス、ビルリニューアル等幅広い領域の設計・施工業務を手がけるsync株式会社(シンク)。
受け手から攻め手へ ー 2030年に向けて事業、人材、働き方まで新たなフェーズへと進化することをビジョンに掲げ、移転プロジェクトがスタート。「積極的に世の中に発信し、社内外の交流を増やしたい」という想いに沿い、商業施設が立ち並ぶパブリックな区画を活かしながら、新しいオフィスの姿を共に創り上げるプロジェクトでした。以前は銀行として使われていたこの場所の持つポテンシャルを引き出した仕上がりとなっています。
外から内へ。「erosion(侵食)」のグラデーション。
通行人が行き交うガラス越しのエリア〔パブリック〕と奥に広がる窓のない執務空間〔プライベート〕。外と内の境界を曖昧に区切るソリューションとして、ガラスのボックスを置くことに。ガラス面のパブリック側はそのまま、プライベート側は目隠しとなるシートを貼ることで、その透過性がグラデーションになるように調整しました。
また、syncはアーティスト支援にも取り組んでおり、様々な業種の垣根を超えた空間としてギャラリースペース sync publicを構築。イベント、来客、打合せなど多様な使い方が想定され、外部との交流が活発化されることを期待されています。
2024年5月に完了した本プロジェクトは、施主であるsync株式会社のワークプレイス(オフィス)について、株式会社ディー・サインがプロジェクトマネジメント/インテリアデザイン(設計)を担当したプロジェクトです。
オフィス
〜300坪
サービス・インフラ
元々は商業施設向けであった区画をオフィスに仕上げる取組みでした。複数の関係者と共に生み出したアイディアが詰まっています。これから新たな交流がたくさん生まれる場となることを願っています。