「誰と何をどう決めるとより良いものができるか」を必死に考え続けたプロジェクトでした。長期間かつ多人数が関わったため、立ち戻るべき「目指す像」を常に念頭に置きつつ、小さな意思決定を積み上げる重要さを改めて学びました。
エンゲージメント向上を実現させるVisionalのオフィスプロジェクト
株式会社ビズリーチをはじめ、複数の事業会社から成るVisionalグループ。コロナ禍を経てリモートワークを導入していましたが、エンゲージメントの向上を目的に、出社を前提としたワークスタイルへの移行と未来の事業成長への期待を込め、大規模なオフィスプロジェクトを開始。検討要素が多い中、まずブランド表現の模索から着手しました。プロジェクト全体を通して、多くの関係者を巻き込み綿密なディスカッションを重ねながら、約2年半のプロジェクト期間を伴走しました。
「集う」ことを最重要視し、社内の連携を強化する――出社前提のもと、社員同士の絆を深めることを意識したデザイン。6フロアある執務エリアでは、閉鎖的な場所を設けないこと、スムーズなチームコミュニケーションを促すミーティングスペースを設けることなどが要求されました。
お客様をお迎えするエントランスラウンジは、未来への可能性を感じる余白の美しさ、光の柔らかさを繊細に取り入れた透明感のある仕上がりです。 厳選された上質な家具とその配置によって落ち着きのある空間を作り出し、会議スペースにもラウンジとの統一感を持たせることで、上品さと洗練された雰囲気を演出しました。
「誰と何をどう決めるとより良いものができるか」を必死に考え続けたプロジェクトでした。長期間かつ多人数が関わったため、立ち戻るべき「目指す像」を常に念頭に置きつつ、小さな意思決定を積み上げる重要さを改めて学びました。
プロジェクト中盤の構築フェーズから携わりました。現場に精通したクライアント担当者様とのコミュニケーションを取る機会を多くいただき、さまざまな会話を通して相互理解を深めることで、信頼の蓄積を実感できるプロジェクトになりました。
従業員の日常に関わる執務什器について検討を重ねました。ベンダーの知見や協力を得ながら、あらゆる選択肢において検証を重ね意思決定したことで、納得度の高い環境を実現できました。
オフィス
1,000坪〜
IT・通信
誰のための場か。何をつくるべきか。経営陣・ステークホルダーと数々の議論を踏まえて決定するプロジェクトでした。狙いたいデザインがハイコンテキストであり、ディレクションにも深い知識と洞察が求められました。余白の美しさ。未来への期待感。非日常の高揚感。表現したいことを全て実現できたプロジェクトとなり、全ての関係者に感謝しています。