コンストラクションマネジメントとしてプロジェクトに参加し、予算管理や工程管理を担当しました。クライアントの担当部署と定期的にコミュニケーションを取りつつ、ワークショップの時から検討を重ね想像していた働き方を実現させるために、予算策定の段階から共に伴走するサポート役に徹し、最後までクライアントと一丸となって取り組みました。
ものづくりの現場で必要とされる機械部品や工具・消耗品などをグローバルに展開する「ミスミグループ」本社の移転プロジェクト。コロナ禍を経て働き方が変化するなか、プロダクトを生み出すメーカーらしい“リアルなコミュケーションを大切にしたい”という考えからスタートしました。
移転を機に目指したのは、以前にも増して型に縛られすぎずに変化へ対応できる組織です。テクノロジーを活用しつつ、社員がより自律的に自らのワークスタイルを編集し、試しながら創り上げていく。そんなハイブリット型+アジャイル型のワークスタイルへの進化を目指しました。
“ケンケンガクガク”、“ワイワイガヤガヤ”、“チョウチョウハッシ”が支えるオフィス
活発なコミュニケーションが重視される社風に基づき、「“ケンケンガクガク”、“ワイワイガヤガヤ” 、“チョウチョウハッシ”が支えるオフィス」をワークプレイスコンセプトに設定しました。
リアルな情報連携が取れるよう全体をデザインしています。具体的には、全ての部署から選別された社員がワークショップに参加し、必要なワークスペースや部署同士の近接性などを決めていきました。
「井戸端会議」が誘発されるようなオープンな「井戸端」や、ミーティングにも使える「寺子屋」といったスペースも執務席の合間に設けました。
コンストラクションマネジメントとしてプロジェクトに参加し、予算管理や工程管理を担当しました。クライアントの担当部署と定期的にコミュニケーションを取りつつ、ワークショップの時から検討を重ね想像していた働き方を実現させるために、予算策定の段階から共に伴走するサポート役に徹し、最後までクライアントと一丸となって取り組みました。
本プロジェクトでは段階的にオフィス移転を実施していますが、旧オフィスでの日常業務を止めることなく、なおかつ移転後もスムーズに業務が再開できるよう、細やかな段取りに気を配ることで実現できたものです。こうした積み重ねが、クライアントの働く環境づくりに直結しているのだと、改めて実感しました。
オフィス, ワークスタイル
1,000坪〜
商社・流通
社員が行きたいと思える場所に必要な要素とは何か、を何度も思考しました。プロジェクトマネジメントの立場としては、ワークショップで積み上げた結果がより現実にフィットするよう、想定内のことも想定外のことも、幅広く柔軟に対応できるよう意識しました。本プロジェクトでは、我々もチームの個性を生かして取り組んだことで、一連のプロセスにおいても個々のフェーズごとに良い結果が得られたと感じています。