ワークスタイル改革とワークプレイス構築を連携させて進めるという、自然な流れのようでいて実現するのが難しい課題に、正面から取り組んだプロジェクトでした。
同社が新たなワークスタイルを実現させる為に必要なモノ・コト・機能を、リサーチやトライアルを重ねて抽出し、場や施策に繋げることが出来たと実感しています。組織として新たなステージに進むことに真剣に取り組む同社の姿勢に突き動かされ、多くの刺激を受けました。
日本を代表するメディア企業である同社が、新たなワークスタイルの拠点として「所沢キャンパス」という名のワークプレイスを構築した。
「所沢キャンパス」は同社と所沢市が共同で進めるプロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」の拠点施設である「ところざわサクラタウン」内に位置する。
1フロア2,700坪という都心のオフィスでは実現できないスケール、そして様々なエンターテインメントと豊かな自然に囲まれ、社員のクリエイティビティを刺激する環境で、同社の新たなワークスタイルを実現する場を目指した。
ワークスタイル、ワークプレイスともに“自律”“オープン”“フラット”“シェア”の実現を目指した。
新たなワークプレイスを生み出すにあたっては、まずフロアをひとつのフィールドとして捉えることとした。次にフィールドに地形をつくり、働きたくなる個性をもった集落として考えた。
高低差によって景色の変化やそれぞれの場に合わせた多様な居場所が生まれ、混ざり合い、人の営みが会社の活力となるよう、シームレスに人の活動がつながっていく空間を構築した。
ワークスタイル改革とワークプレイス構築を連携させて進めるという、自然な流れのようでいて実現するのが難しい課題に、正面から取り組んだプロジェクトでした。
同社が新たなワークスタイルを実現させる為に必要なモノ・コト・機能を、リサーチやトライアルを重ねて抽出し、場や施策に繋げることが出来たと実感しています。組織として新たなステージに進むことに真剣に取り組む同社の姿勢に突き動かされ、多くの刺激を受けました。
2020年7月に完了した本プロジェクトは、施主である株式会社KADOKAWAのワークプレイス(オフィス)及びワークスタイルについて、株式会社ディー・サインがプロジェクトマネジメントを担当したプロジェクトです。
オフィス, ワークスタイル
1,000坪〜
広告・メディア
社員の方々とのワークショップや様々なパートナーの方々を交えての検討を重ねて新ワークスタイルとそれを支え促すプラットフォームとしてのワークプレイスを模索してきました。「環境(場)が変われば行動が変わり、行動が変われば意識が変わっていく・・・」その様な循環を生み出す、今までにはないワークスタイルとワークプレイスを仕掛けられたのではないかと思っています。