WORKPLACE, WORKSTYLE The Nippon Foundation

DETAIL

CREDIT

PROJECT
公益財団法人日本財団オフィス改修プロジェクト
PROJECT MANAGEMENT
株式会社ディー・サイン
INTERIOR DESIGN
トラフ建築設計事務所
YEAR
2017年
PHOTO BY
阿野太一

INTRODUCTION

国境や分野を超えて様々な社会課題の解決に取り組む日本財団のオフィス改修プロジェクト。「ソーシャルイノベーションのハブになる」という同社の方針を念頭に、オフィスや食堂からなる 3フロアを対象として、同社の手掛ける多様な事業を社内で共有でき、また外部の人と協働するための拠点となる空間が求められた。6、7階の執務スペースは、これまでの全席固定席運用から、大半をフリーアドレス化する運用へと大胆に変更。8階には食堂と会議室を配置し、イベントや打合せなど昼食以外でも活用できるオープンな空間とした。

CONCEPT

「SOCIAL INNOVATORS」
ソーシャルイノベーションを起こす革新者たちのHUBを創る。
エンジニアリング、医学、ビジネス、法律、人文科学、教育、デザイン、
あらゆる分野の識者が世界の混乱した問題を一緒に取り組むために集まる場です。

STAFF COMMENT

赤沼百生

社会を少しずつ、より良くしていくために、日本だけでなく世界も含めて幅広く活動している同財団。場に来た人たちが、一緒にプロジェクトを進めようと想い、一緒に働きたいと思える場を構築しました。

今回のプロジェクトでは、全席固定席からフリーアドレスに働き方改革を行っており、様々なタイプの家具を用意し、座る場所を選べるようにしている。

執務エリアには長いハイカウンターも設置し、突発的な短いミーティングを、気軽にできるよう仕立てている。極力壁をなくし、見通しの良いスペースにすることで、同社の手掛ける多様な事業をスムーズに共有できる。

執務エリア中央に配置されているオープンスペース。段差を活用して人が集まれるようになっており、説明会や部会などに活用されている。

執務エリア中央に配置されているプロジェクトルーム。集中して活動を行う際に活用されている。

社員食堂。ここではランチタイム以外の時間帯にミーティングが行うこともできるよう、モニター付きの半個室を用意し、食堂以外の機能を持つことで活用しやすい空間を実現した。実際に多くの社員が食事以外の目的で利用している。
社員食堂では多様な家具を織り交ぜつつ、車椅子利用者でもスムーズに活用できる工夫を行っている。

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2017年に完了した本プロジェクトは、施主である公益財団法人 日本財団のワークプレイス(オフィス)及びワークスタイルについて株式会社ディー・サインがプロジェクトマネジメントを担当したプロジェクトです。