Global Medical Device Company

DETAIL

イノベーションの進化を可視化する、移転プロジェクト

CREDIT

PROJECT
オフィス移転プロジェクト
PROJECT MANAGEMENT
ジョーンズ ラング ラサール株式会社
INTERIOR DESIGN
株式会社ディー・サイン
 今村剛
 佐藤渉
 中村桃代
YEAR
2025

INTRODUCTION

外資系医療機器メーカーの日本本社移転プロジェクト。物件選定の初期段階からサポートを行い、 インテリアデザインを担当させていただきました。新オフィスには、医療機器の実物を展示するスペースを新設。来社されたお客様に製品の特長を実際にご覧いただける環境を整えました。また、「Upward spiral(医療の質の向上を目指し成長し続ける)」というコンセプトを、空間デザインに反映することも大きなテーマでした。
さらに、世界的な医療機器メーカーの日本支社としてのブランドイメージを対外的に表現することを重視し、クライアントのブランディングチームと密に連携を取りながら、企業の世界観を空間全体に反映したデザインを追求しました。

CONCEPT

新本社のコンセプトを象徴するのが、レセプションの円形カウンター。放射線状の照明と、床に描かれたラインは、背面のミラーにより円形に映ります。これは、カウンター中央に掲げたMissionとValueを中心に、多くのステークホルダーを巻き込みながらビジネスを成長させていくという思いを、波紋のように外側に広がっていく様子に重ね合わせたものです。
波紋のモチーフは、上階にあるコラボレーションエリアにも展開されており、階層を超えて一貫したコンセプトを感じられます。今回のプロジェクトで重要視していた医療機器の展示スペース。 全面ガラス張りで、ゲストが製品を一望できるだけではなく、レセプションと一体化した空間として使用することも可能です。製品の特性が理解されやすいよう設えを丁寧に設計しました。
海外からの来客も多い外資系メーカーの日本支社として、ボードルームには同時通訳用の控えブースを設置。茶室を思わせる曲線的なしつらえにより、洗練された和のエッセンスが織り込まれています。

STAFF COMMENT

佐藤 渉

クライアント企業の世界観や理念が、ゲストに自然と伝わるような空間づくりを目指しました。インテリアデザインに加え、コンセプトワードをオフィスの随所にちりばめることで、企業の想いを発信するお手伝いができたと感じています。

VIEW MEMBERS

エントランスから、製品展示スペースが一望できる。

レセプションのウェルカムスペース。

製品展示スペース。背景を黒にすることで機器が目に入りやすい。

実際の救急車両を想定した高さで展示スペースを設計するなど、よりリアルな製品展示を追及している。

ワークショップなどを行うスペース。外側とのコントラストで、室内がショーケースのように目立つ。

執務スペースと緩やかにつながる、コラボレーションエリア。

ボードルーム壁面には日本の左官職人による仕上げが施されている。

和風の縦格子の奥には、同時通訳ブースを設置。

ボードルームは茶室をコンセプトに。丁寧な仕上げを施した釜のようなダストボックスを造作家具で設え、日本らしさを表現している。

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2025年3月に完了した本プロジェクトは、施主である医療機器メーカーのワークプレイス(オフィス)について、株式会社ディー・サインがインテリアデザイン(設計)を担当したプロジェクトです。

CATEGORY

オフィス

SCALE

1,000坪〜

INDUSTRY

メーカー

OTHER PROJECTS
その他の実績

  • Nasta Co.,Ltd.
  • ANDPAD Inc.
  • LINE Digital Frontier Corp.
  • Boost Capital Co.,Ltd.
  • LINE WORKS Corp.
  • A major financial services company
  • Peblo
  • iGRID SOLUTIONS Inc.
  • DOGAN, Inc.
  • AMUSE INC.
  • Cohen & Steers Japan Limited
  • The Kiyo Bank, Ltd.

経営戦略から、ワークプレイスをデザインする。

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