WORKPLACE DAIKO KYUSYU ADVERTISING INC.

DETAIL

CREDIT

PROJECT
オフィスリニューアルプロジェクト
PROJECT MANAGEMENT
株式会社ディー・サイン
INTERIOR DESIGN
株式会社ディー・サイン
YEAR
2023年
PHOTO BY
勝村写真事務所

INTRODUCTION

福岡市中央区天神に本社を置く総合広告代理店。広告の知見を軸に様々なプロジェクトを手がけ、数多くの企業と地域の発展に寄与している会社です。我々はオフィス改修のインテリアデザインとPMを担当しました。

以前は固定席のみでしたが、コロナ禍を経てオフィスへの求心力を上げるために、オフィスでの働き方をアップデートする流れとなりました。

CONCEPT

各部門の繋がりが、クリエイティビティを発揮する。

デザインコンセプトは「erosion 秩序と無秩序の間」。執務室の1フロアを5つの部門ごとにエリアを割り当て、各部署が接するように主要な動線を計画しました。そうすることで、動線を介して偶発的なコミュニケーションを引き出すことを目的としています。
エリアの境界をあえて曖昧にデザインすることで、執務室全体がゆるやかに繋がりつつも、それぞれの業務に集中できるオフィス空間としました。
また、社外の方を迎える来客エリア、社内外問わず利用できるカフェ兼ミーティングスペースも設けています。

STAFF COMMENT

佐藤 渉

プロジェクト当初のヒアリングでは、「クリエイティブな発想が生まれやすい空間をつくりたい、部署間のコミュニケーションを促進したい」という熱い想いに触れました。その想いを実現させる為に、働き方を変革するための仕掛けとして、執務室全体を横断する動線を計画しました。当初の想定規模より大きな規模の改修となりましたが、理想の働き方を実現するための提案に賛同いただいたことで実現に至りました。クライアントの真意を汲み取り、あらかじめ提示された規模にとらわれず、理想を叶える提案を行う事も重要であると改めて実感しました。

野村 姫世

本プロジェクトは、コンセプト立案から納品までしっかりと関われた案件でした。造作什器の設計を行う際は、クライアントのシーンに応じた利用方法を想定し、サイズ感・使用感を何度もシミュレーションして、検討していきました。什器の機能においても、今後の働き方の変容を見据えた時に必要な機能要件を考える機会をたくさんいただいたプロジェクトでした。

レセプション。奥に見えるのはミーティングスペース。

レセプションに併設されたミーティングスペース。来訪者が座るソファ席の配置は視線が重ならないように配慮されている。

執務スペース。各部門エリアに隣接した主用動線。

クリエイティブ部門のスペース。他のエリアとは違う雰囲気のデザインを採用し、発想力を高める空間を目指した。

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2023年4月に完了した本プロジェクトは、施主である株式会社大広九州のワークプレイスについて、株式会社ディー・サインがインテリアデザイン及びプロジェクトマネジメントを担当したプロジェクトです。