クライアントが持つ明確なビジョンを実現すべく、頻繁にコミュニケーションを取りつつ、理想の働き方を共有するプロセスを経たことが良い結果につながりました。第35回日経ニューオフィス賞の「ニューオフィス推進賞」受賞も果たすことができました。
PROTEA JAPAN CO. LTD.株式会社プロティア・ジャパン
DETAIL
プロジェクトの目的は、「家庭と職場のすべてのライフステージにおいて人々の健康と幸福をサポートする」という同社のLive Active®の理念を、働き方と働く場においても実現することでした。スペースの拡張と機能面の拡充に加え、ブランドを実感できる空間が求められており、我々は入居ビルの選定段階から主体的に関わりながらインテリアデザインを担当しました。
サステナビリティを追求する理想の空間。
コンセプトは「ワークアクティブ」。自社の製品にも触れながら、自由でオープンな働き方ができる空間を目指しました。
執務フロア・来客フロアの2フロアで構成されています。執務フロアでは、『コラボレーションを促すアクティブなスペース』と『執務に集中できるフォーカス向けのスペース』の2つのスペースがグラデーションを描くゾーニングとなっています。来客フロアには、最先端のシステム・設備を搭載したキッチンのほか、トレーナー育成用のトレーニングルームも完備するなど、さまざまな施策で「ワークアクティブ」を体現しました。
本件の最重要ポイントとして、グリーンビルディング評価システムである「LEED」および「WELL」のゴールド基準のサステナビリティと人間工学的なデザイン機能を満たす設計を目指しました。
クライアントが持つ明確なビジョンを実現すべく、頻繁にコミュニケーションを取りつつ、理想の働き方を共有するプロセスを経たことが良い結果につながりました。第35回日経ニューオフィス賞の「ニューオフィス推進賞」受賞も果たすことができました。
オフィス
1,000坪〜
商社・流通
クライアントと一緒になって作り上げることができたのは、共にデザインを担当したシメルのコミュニケーションの賜物であり、何よりもクライアントに明確なビジョンがあったからだと思います。導入した製品や設備に関しても徹底して「本物」を追求した結果、その良さがあらためて理解できたと感じています。