WORKPLACE GAME FREAK inc.

DETAIL

CREDIT

PROJECT
本社移転プロジェクト
PROJECT MANAGEMENT
株式会社ディー・サイン
INTERIOR DESIGN
株式会社カヌチ
YEAR
2020
PHOTO BY
Nacása & Partners Inc.

INTRODUCTION

セキュリティの強化を目的としたオフィス移転。これまでのオフィスでも大切にしてきた2つの視点については、今回も変わらず生き続けていた。落ち着いて開発業務に取り組める環境と、新しいアイディアのきっかけになる空間。これを前提として、さらなるアップグレードが求められた。
ともすればセキュリティ強化で部署部門ごとに島宇宙化しかねない状況から、従業員が互いに刺激し高め合い、しかし一方で落ち着いてワークできるという、複数の相反する要素の統合をゴールとした。

CONCEPT

「さあ、冒険に出かけよう」
より良質な遊びを継続して提供するためには、常に新たな発見や、仲間との出会いと共創が必要だ。そんな思いを現実のものとするために、執務エリアは偶発的交流の誘発をキーとして構築した。来客エリアはまさにゲームの舞台をイメージし、訪れた人にワクワクを提供している。

STAFF COMMENT

木村 恒希

オフィスとしてまず大切にすべきセキュリティや開発環境の快適さのアップグレードから、訪問した人を驚かせる空間とテクノロジーによるギミック構築まで、幅広い工夫と情熱が盛り込まれた案件です。

来客エントランスロビーはトキワの森をモチーフに。光と風で空間に自然な揺らぎを与え、仕上げに立体音響でポケモンたちの命を吹き込んだ。

来客会議室はゲーム内の街の名前に基づいており、名前の由来となった「色」をモチーフにしている。マサラタウンの様子。

来客会議室はゲーム内の街の名前に基づいており、名前の由来となった「色」をモチーフにしている。タマムシシティの様子。

来客会議室はゲーム内の街の名前に基づいており、名前の由来となった「色」をモチーフにしている。セキチクシティの様子。

大きなフロア内で各自の居場所を分かりやすくするため、フロア入口扉にキャラクターをあしらい、目印にしている。またキャラクターに応じた色味をエリア一帯に散りばめている。

情報の機密レベルに応じてミーティングする場所を選び取る。偶発的な出会いを増やすように、オープンミーティングスペースは棚で緩やかに仕切る工夫を取り入れた。

Share on
  • facebook
  • Twitter
  • LINE

2020年7月に完了した本プロジェクトは、施主である株式会社ゲームフリークのワークプレイス(オフィス)について、株式会社ディー・サインがプロジェクトマネジメントを担当したプロジェクトです。