WORKPLACE, WORKSTYLE Concur Japan,Ltd.

DETAIL

CREDIT

PROJECT
コンカーGINZAオフィス
PROJECT MANAGEMENT
株式会社ディー・サイン
INTERIOR DESIGN
株式会社ディー・サイン
GRAPHIC DESIGN
株式会社ディー・サイン
YEAR
2018年

INTRODUCTION

社員参加型の運営により“全員で営み続けるオフィス“を目指した移転プロジェクト。
移転プロジェクトチームには、管理部をはじめ、各部門からの有志によって結成されたタスクフォースメンバー及び経営陣も含めた多くの社員の意見を取り入れている。実際に全員対象のサーベイを移転の前後で実施した結果、利用者にとっての満足度と投資効果を示す総合スコア(≒偏差値)が大幅に上昇している。本プロジェクトは、全体のプロジェクトマネジメントのほか、設計、グラフィックデザインも含め担当した。

CONCEPT

クライアントエリア:「Experience Our Journey ~コンカーの世界観やサービスを旅する空間~」
執務エリア:「Boundless Workstyle ~多機能コミュニケーションバンドを設置し、社員間の多様なコラボレーションを醸成~」

STAFF COMMENT

佐藤 渉

クライアントエリアでは、企業のビジョンやサービスを感じる様々な仕掛けを動線上に施し、オフィスを通じて同社が提供するサービスの有効性を啓発するようデザインしています。執務エリアの中央には、会議室やオープンスペースを配置し、いつでも用途にあった会話を行うことができるコミュニ―ションバンドを設けました。どの席からも一定の距離になるゾーニングでコミュニケーションスペースとの接点を長くし、コミュニケーションを誘発させる機能を担っています。

受付と来客用会議室をつなぐ約30mの長廊下では、連続した8面の大型モニターでブランド・コンテンツを随時放映し、お客様に企業の世界観を体感できる。
また各会議室の入口モニターには、各国の空港コードを用いた室名サインが映し出されているため、世界中を旅するかのような感覚でクライアントエリア内を移動する。

目的と気分に合わせて選択できるワークバリエーションを用意。
デスクの形状や高さが異なる様々なタイプの席を用意し、その日の気分や目的により自ら働く場所を選択できるフリーアドレス席。

打合せに参加していない社員にも内容が共有されるため、コラボレーションの機会創出につながるオープンミーティングスペース。

上記写真と同じく、コミュニケーションバンドにあたるオープンミーティングスペース。

各所にモニターを設置し、社員紹介や部活動をタイムリーに紹介することでコミュニケーションをサポート。
他にも会社主催の顧客向けイベント情報をサイネージで公開し、周知を図る。

カフェのようなリラックスした雰囲気の中で働くことができる。
部屋の角からは銀座の風景を象徴する老舗時計店の時計台を臨むことができ、クライアントを招き入れて会話に華を咲かせることもある。

世界地図のグラフィックは、世界中の活動拠点と東京を結ぶデザインとなっており、グローバルに活躍する企業を表している。

各会議室には、コンカーの活動拠点が存在する世界中の都市の空港名を部屋名として設定し、入口には空港コードを用いたルームサインを設置。

各会議室内は活動拠点の都市の国旗と象徴するものをモチーフに壁面グラフィックをデザインした。(画像はLondon 会議室名:Heathrow)

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2018年3月に完了した本プロジェクトは、施主である株式会社コンカーのワークプレイス(オフィス)/ワークスタイルについて、株式会社ディー・サインがプロジェクトマネジメント及びインテリアデザイン(設計)、グラフィックデザインを担当したプロジェクトです。