WORKPLACE, WORKSTYLE TANSEISHA Co., Ltd.

DETAIL

CREDIT

PROJECT
本社移転プロジェクト
PROJECT MANAGEMENT
株式会社ディー・サイン
INTERIOR DESIGN
株式会社丹青社、株式会社岡村製作所
YEAR
2015年
PHOTO BY
ナカサ&パートナーズ、株式会社岡村製作所

AWARD

  • 第29回 日経ニューオフィス賞ニューオフィス推進賞
  • JCDデザインアワード2016BEST100
  • DSA日本空間デザイン賞2016入選

INTRODUCTION

コミュニケーション&コラボレーションの創出を念頭に品川へ移転し、ワンフロア1500坪のオフィスにこれまで分散していた事業部門を集約。新オフィスのテーマを「未来創造拠点」とし、知的創造性(クリエイティビティ)と業務効率の向上に取り組んでいる。丹青社社内を含む専門家がアサインされ、ディー・サインはプロジェクトマネジメントとして参画した。ワークプレイスの刷新と共に、ITツールや制度、ルールを含むワークスタイルの変革も伴う一大プロジェクトとなった。

STAFF COMMENT

田村英彦

自社内でデザインも施工もできる丹青社様の社内プロジェクトをマネジメントするという、プロジェクト・マネジメントの実力を問われる案件でした。本社移転が数十年ぶり、そして移転を企業としてのリスタートと意味付け、社内横断のプロジェクトチームを組んで進めていく、まさに企業の未来を乗せたプロジェクトです。その分プレッシャーも大きいものでしたが、ディー・サイン内での専門性を生かしたチーム編成も機能し、まさにPM冥利に尽きる案件となりました。

エントランスエリア:受付正面には、内外のクリエイティブが出会う場「クリエイティブミーツ」を設置

エントランスの動線上にある東京大学総合研究博物館との産学連携プロジェクトである「モバイルミュージアム」。貴重な学術標本を展示。

クリエイティブミーツ内にはクリエイター必携の書籍等が置かれている。

オープンな「フリーアドレスの執務エリア」と、「コリドー」と呼ばれる窓際スペース。個人の多様な働き方に合わせられるよう、広いフロアにバリエーションを持たせている。

コリドーでは窓際の開放感により活発なミーティングが促される。

フロアの四隅にはコミュニケーションスペースを設け、ちょっとした打合せから会話を楽しむランチまで多目的で利用されている。

コリドーでは著名なデザイナーズ家具なども数多く取り入れ、日々ハイグレードな家具に触れることにより感性を刺激し、創造性の向上につなげている。

フリーアドレスの執務空間では、多様な業務特性を加味し、さまざまな形のテーブルを設けている。

フリーアドレス席の中には、立ち作業にも対応できる上下昇降式テーブルも設置。

執務エリア内には事業部ごとに自由に使える多目的スペースを用意。業務に必要な書籍の設置や、書き込み可能なパーティションなどクリエイティブな作業をしやすくなっている。

サンプルルーム:協力会社がアクセス可能なセキュリティレベルに設定し、サンプルやカタログが常に最新のものにアップデートされていく仕組み。

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2015年9月に完了した本プロジェクトは、施主である株式会社丹青社のワークプレイス(オフィス)及びワークスタイルについて株式会社ディー・サインがプロジェクトマネジメントを担当したプロジェクトです。

 

関連情報:NEWSSTAND「働き方改革、その成功の秘訣(前編)」「働き方改革、その成功の秘訣(後編)」にて、株式会社丹青社  戸髙久幸取締役のインタビューと共に、より詳しい情報をお届けしています。