18.Jun.2021【21新卒連載企画】採用プロセスでも目的を持った“場”づくりを
~本記事は、2021年新卒入社者が自ら企画し、執筆した記事をお届けする企画です。~
こんにちは。この春入社した、新入社員のSです。
ディー・サインは、常に目的をもって“場”をつくることを大切にし、仕組みや体験を含めた空間をつくる “場”づくりを主事業としています。私は、自身の就職活動を通して、ディー・サインが採用プロセスにおいても、目的をもって“場”づくりをしていると感じました。その理由について、自身の選考フローを通して、お伝えしたいと思います。
採用プロセスにおける“場”って...?
採用とは、“学生と企業のマッチング”と言われています。採用プロセスは、学生と企業、お互いを理解するためのステップです。ディー・サインでは、採用プロセスにおいて、相互理解の“場”をつくることで、よりよいマッチングを図っていると感じました。今回は、私が実際に受けたワークショップと面接を事例にあげ、お伝えします。
ワークショップはディー・サインの仕事を疑似体験する“場”
ちょっと私の話を...ワークショップがディー・サインを受けるきっかけでした
個人的な話ですが、私には、“企業の成功を支えるモノ・コトづくりがしたい”という想いがあります。そのことを軸に就職活動を行い、オフィス業界の他にもコンサルティング業界、観光業界などを受けていました。そんな中ディー・サインを知り、ホームページを見て大切にしている仕事の進め方に賛同しました。特に、『ゴールを定め、実現のためのプロセスを描き、成功へと導いていくこと』、『プロジェクトの成否はプロセスの良し悪しで決まる』ということに共感しました。また、“場”づくりへの考え方においても、『環境を通じて、行動や意識をよりよく変化させる』という点に魅力を感じ、ワークショップへの参加を決めました。
ワークショップって、どんなもの?
私は、当時学生向けに開催していた「デザイン思考で場を創る ~ディー・サインの仕事の法則~」というワークショップ(※)に参加しました。
ワークショップは以下の流れでした。
- ●登壇者(ディー・サイン社員)がデザイン思考についての講義を行う。
- ●講義をふまえて、参加者同士でグループワークに取り組む。4人1組で行い、進捗を登壇者に共有・相談し、アドバイスを受けながら進める。
- ●グループワークの成果としてプレゼンテーションを行う。
- ●各グループと参加者に対するフィードバックを行う。
※ワークショップ「デザイン思考で場を創る ~ディー・サインの仕事の法則~」:2019年実施。当時、選考ステップとは別に開催していた自由参加プログラム。ディー・サインでは、毎年選考ステップや開催イベントを変更している。
プレゼンテーションに対して、社員からは、「問題定義は的確にできていたけど、アイディアはもう1段深堀りが必要だね。でもこのワークショップでは、デザイン思考を理解することが主目的だから、ワークショップの目的に対しての成果としては良かった。」とフィードバックをいただきました。
この時いただいたフィードバックの内容が、アイディアが悪いから評価しないということではなく、主目的に対してはどうだったか、という評価軸に沿ったものであり、とても納得できました。さらに、ワークショップのテーマであるデザイン思考において良い評価をいただけたので、自身の捉え方にズレがないと感じ自信が持てました。
疑似体験を通して、自分の捉え方と企業の考えをすり合わせる機会
採用担当曰く、当日は“ディー・サインに興味を持ってもらうこと”、“また知ってもらうこと”を目的としていたそうです。“デザイン思考”をテーマとして設定したのは、仕事を進めるにあたり活用される手法の1つであり、疑似体験してもらうのに適したテーマだったため、選ばれたようです。
私も、言葉で説明を受けるだけでなく、仕事のプロセスを疑似体験することで、ディー・サインでの仕事に対する実感値を持てたと感じました。私は、“ディー・サイン”を体感し、目の前にいる社員の方々と働いているイメージを得られたことに大きな意味を感じたため、面接へ進みたいと申し出ました。
面接はお互いに理解を深める“場”
個人の考え方・キャリアイメージに向き合う機会
面接では、個人の考えや想いを聞き、これからどうなりたいか・将来的に何をしたいのかを一緒に掘り下げてくれました。私は、ディー・サインの事業の中でも「経営課題から“場”の在り方ついて考える仕事をやってみたい」と話しました。それに対し、ディー・サインでの仕事を通した私自身のキャリアプランについて、社会人の視点からアドバイスをいただき、視野が広がりました。さらに、自身のボキャブラリーにはなかった表現で自己分析ができ、多くの気づきを得ました。
また、将来へのポジティブな想いだけでなく、不安なことを相談する機会もありました。私は、「女性として、仕事に生きるというより家庭を大事にしていきたい。」と打ち明けました。この時、「本来、選考の途中でこの話をすると評価が下がるかもしれない」と思い、ためらいました。しかし、その想いに共感し、「当社は制度改革には柔軟でその実績もある。そのときのSさんにあった選択ができると思う。」と前向きな言葉をいただけました。このことから、その人自身を理解しようとしてくれている姿勢を感じました。
このようにディー・サインの面接は、真摯に一人一人に向き合ってくれていると感じました。条件情報だけで企業比較を行うことは簡単にできます。しかし、お互いにとって良い結果をだすには、入社前に上司や役員とお互いの考え方やキャリアイメージをすり合わせ、理解しあうことが一番のモチベーションになると思います。
面接は相互理解の“場”
採用担当に採用プロセスへの想いをヒアリングしたところ、「考えを共有し、お互いを知った上で、納得のいく判断をすることを心がけています。学生にとっても実りのある就職活動になってほしい。」とのことでした。学生と企業、お互いがお互いを知ることを大切にし、相互理解を目的として面接の“場”がつくられていました。
働きやすい“場”づくりは、採用プロセスから始まる。
“場”づくりを貫く会社、“ディー・サイン”
この記事の執筆を通して、「学生にとっても、企業にとってもwin-winな採用プロセスにしたい。」という想いでつくられていた事を知りました。ディー・サインは“一人一人に向き合い、その人自身を深く理解すること”を目的に、採用の“場”をつくってきたそうです。
入社がゴールではなく、入社してからがスタートです。私自身が、スムーズに働きはじめることができているのは、企業への理解はもちろん、入社前に個人の考えを共有していたからだと感じています。採用の“場”で、お互いに理解し関係性を築くことは、入社後の働きやすい“場”をつくることにつながっています。
どんな場面でも、常に目的を持った“場”づくりをしている会社、それがディー・サインです。これも、『「環境」が「行動」を変え、 「行動」が「意識」を変える』という共通認識のもと、“場”づくりができているからだと考えます。私も、目的に対して何が最善であるかを常に考えながら仕事をしていきたいです。
- カテゴリー
ワークショップ / 面接 / 新卒入社 / 採用 /就職活動 / デザイン / 目的意識
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