[掲載情報]MODERNLIVINGにNEXT 10 CHAIRSを取り上げてい…
ディー・サインが起案した「NEXT10CHAIRS PROJECT」をMODERNLIVINGに取り上げていただきました。
2021年9月25日に第9回Design Meet Upを開催しました。
Design Meet Upとはデザインに関心を持つ方へ向けて開催しているイベントです。注目を浴びているデザイナーやアーティストとの「トークセッション&ワークショップ」をコンテンツとしており、デザインを仕事にすることを身近に感じてもらうよう企画してきました。
今回は緊急事態宣言中の開催という事もあり、登壇者・参加者共に完全オンラインにて「ゲストによるインプットセミナー + デザインワーク」をメインコンテンツとして開催致しました。
毎回テーマが異なるDesign Meet Up。第9回目となる今回のテーマは、「パブリックスペース × ワークスタイルの可能性を考える」でした。
今回のテーマである“パブリックスペース、ワークスペース、そして建築家”としてその両側面に関わる3名に、ゲストとしてご登壇いただきました。参加者は、デザインに興味がある学生にお集まりいただきました。
今回は、“参加者全員が自身のデザインワークに対してフィードバックをもらえる”という仕立てにしたため、参加人数を絞らせていただきました。しかし、日本全国様々な地域からオンラインでご参加頂きました。
イベントの前半は、「パブリックスペース × ワークスタイル」をテーマに、登壇者によるインプットセミナー。
公共R不動産や、銭湯ぐらしで活動している加藤さんからは、そもそもの「パブリック」の定義を見つめ直す話や、実際に、銭湯という場をパブリックスペースとして地域に寄与する場にした事例などを紹介していただきました。
地方を中心に活躍する建築家の佐々木さんからは、地域に人が集まるようなコミュニティ空間を創った話や、創るだけでなくそのプロセスも地域の人と取り組むことによって、皆が利用したくなるパブリックスペースになった、という例を紹介いただきました。
ワークプレイスデザインを専門とする佐藤さんからは、昔の島型オフィスから現代のABW(Activity-based workingの略)までの変遷についてお話しいただき、さらに、ワークプレイスの中でも多様な働き方・シチュエーションがあることをインプットして頂きました。
登壇者の3名からは、それぞれの領域で実際に行ったプロジェクトや経験を交えてお話しいただきました。「パブリックスペース × ワークスタイル」について考えるためのヒントになるような、内容の濃いインプットセミナーになりました。
インプットセミナーの後は、テーマに沿って参加者の皆さんでデザインワークを行いました!参加者は、個人で下記に取り組み、提案していきます。
全員がそれぞれ違うパブリックスペースからアイデアを膨らませました。短い時間の中で、発想から最終的なプレゼンまでしていただき、有意義な時間になったのではないでしょうか。
プレゼンの後は、登壇者よりそれぞれの案に対するフィードバックです。提案で終わるのではなく、「こうしたらもっと面白くなるかもしれない!」など、これからにもつながる議論が交わされ、大変盛り上がりました。
全員が共通して“都市のワークプレイス化”という内容に沿って話し合い、それを様々な視点で聴けたのはよかった。
― 京都工芸繊維大学/4年/デザイン建築学課程
“具体的なプロジェクト内容”と“どういうアプローチで取り組んだのか”を詳しく教えてくれて、面白かったです。
― 九州大学芸術工学部環境設計学科
短時間でアウトプットを出す練習をさせて頂いたのは、とてもいい経験になりました。
― 京都工芸繊維大学/4年/デザイン建築学課程
“タイトなスケジュールの中で、どのようなツールで伝えるべきか?”、 “デザイン案のブラッシュアップ方法はどうすべきか”など非常に勉強になり、今後の活動に活かして行けると感じました。
― 京都芸術大学/3年生/芸術学部
今の自分の案をさらにブラッシュアップするためのアドバイスをいただき、ためになりました。
― 九州大学芸術工学部環境設計学科
コロナ禍に入り、働き方の改革が進められている中でワークスタイルの模索という事に重きを置いており、非常に勉強になりました。
― 京都芸術大学/3年生/芸術学部
次回のイベント開催は12月上旬~12月中旬を予定しております。ご興味のある方はcontactよりお問い合わせください。開催時にご案内させていただきます。
これからもたくさんの学生と出会い、ワクワクする企画をお届けしたいと思います。