[掲載情報]MODERNLIVINGにNEXT 10 CHAIRSを取り上げてい…
ディー・サインが起案した「NEXT10CHAIRS PROJECT」をMODERNLIVINGに取り上げていただきました。
記念の第10回目の開催を迎えたFM(ファシリティマネジメント)担当者のコミュニケーション会の様子をレポートします。今回の開催場所は、株式会社コロプラの本社(恵比寿ガーデンプレイス)です。
FM担当者コミュニケーション会(以下、「FM会」)は、皆さんの知恵が『輪』となり、継続的に『輪』を広げていくことを目的としており、毎回開催場所を変え、オフィス見学や講演などを絡めながら、ディー・サインが主軸となって有意義な会の運営を行っています。
FM会に集まるのは業界の枠を超えた様々な企業・団体のワークプレイスマネジャー(ファイシリティマネジメントの担当者)たち。今回の参加人数は、初参加の14名を含む33社47名でした。
初めに、コロプラのオフィスにおける取り組みを紹介していただきました。独自に開発した自社用のシステムを使って、以下のようなことを実現しています。
・在席状況の管理と所在確認
・二酸化炭素濃度などのオフィス環境のリアルタイム表示とデータ分析
・複数サービスのポータル化による業務の効率アップ
etc
スマートフォン向けのモバイルゲームやVRコンテンツを開発しているコロプラですので、社内のエンジニアたちのこれまで培ってきたノウハウや高いスキルを使って、システムを頻繁にアップデートすることで、今必要な情報を分析して活かす、理想的なシステムの運用を実現しています。
また、システムのユーザーインターフェースへの拘りは相当なもの。誰もが直感的に理解して簡単に操作できることを常に考えて、システムを作っているそうです。
今回は、コロプラのオフィス見学ツアーを実施。2フロアにまたがる大きなオフィスの一部を、ファシリティ業務も担う担当者の方たちに、案内していただきました。
エンジニアが多く在籍するコロプラでは、オフィスの在席率は高く、施設内の福利厚生が充実しているのも特徴です。プロのマッサージ師による無料マッサージが受けられるなど、何とも羨ましい制度が充実しています。
また、オフィス内を見学していて目に留まったのは、執務エリアに数多く設置されている「立ちミーティングスペース」。ホワイトボードのようになっているテーブルに文字や図を描いて、イメージを共有することができます。情報共有を短時間で効率良く行う立ちミーティングは、コロプラを代表する文化の1つです。
コロプラのものづくりへの想いや、目指す未来を伝えるWEBサイト「コロプラ Be-ars」のオフィス紹介ページでも、オフィスの全貌を見ることができます。
毎回行っている座談会は、集まった参加者同士が気軽に悩みを共有し、自社での取り組みや自分の経験をアドバイスし合うことができる、貴重な場です。各社の事情は様々で、抱えている課題も、それに対するソリューションもそれぞれだからこそ、話題は多種多様な分野に広がります。座談会で意見交換をしたことが、ファシリティ担当者の皆さんの日々の仕事を前進させるきっかけになればと、私たちは考えています。
長時間にわたりトイレの個室を専有する問題は深刻。
– センサーを設置して、一定時間以上になるとアラームを上げている。
– 休憩や仮眠のためにトイレを利用している人も多いため、休憩室を作る必要性を感じているが、コストやスペース的な理由で実現は難しい。
オフィスに関する社員たちの意見をどうやって集めるか、どの程度反映するかは、悩みどころ。
– プロジェクトメンバーを全社からの公募で集め、メンバーたちに現場の意見を吸い上げてもらう。
– ファシリティ担当者が、非公式にこっそり聞いて回る。
– サーベイを実施して、現状把握に努める。
在宅勤務の社員や業務委託者など、多種多様な働き方をする人たちが短期間で入れ替わるため、座席数の増減やレイアウト変更への対応は大変。
– 外部のシェアオフィスやコワーキングスペースを借りて対応。外出の多い社員には積極的に外で働いてもらう。そのための手当ても支給している。
– 会議室などの個室に用途を設定し、空予約やオーバーブッキングを減らして使用率をアップさせ、個室の数を減らした。
今回で10回目の開催を迎えることができました。FM会の『輪』が確実に広がっている中で、私たちディー・サインの役割は、参加者の皆さんをつなぐハブであって、FM会を主催しているのは、参加者の皆さん自身であることを実感しています。
次回ご参加希望の方は、Contactフォームからご連絡、またはディー・サイン社員に直接お声がけください。
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