12.Sep.2023第16回 リアルFM会:日本触媒の見学会をおよび座談会を開催

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FM(ファシリティマネジメント)担当者のコミュニケーションを目的に定期開催している「FM会」。リアル(現地)開催は16回目となる今回は、2023年5月に東京本社オフィスを全面改修した株式会社日本触媒様のオフィス見学会および座談会を開催しました。

目次

  • FM会って?
  • 気になる内容は?
    – 長期ビジョンの実現に向けた「3つの変革」とは
    – リニューアル後の東京オフィスが「触媒」となるための3つのゴール
  • 参加者からの声

FM会って?

業界の枠を超えて集まる、ファシリティマネジメント担当者の会。

様々な企業・団体のワークプレイスマネージャー(ファシリティマネジメントの担当者)が業界の枠を超えて集まるFM会。日々のオフィス運用の中で発生する課題・悩みを気軽に相談できる、コミュニケーション会として発足しました。

FM会は、皆さんの知恵が『輪』となり、継続的に『輪』を広げていくことを目的としており、毎度開催場所を変え、オフィス見学や講演などを絡めながら、DE-SIGNグループが主軸となって有意義な会の運営を行っています。

気になる内容は?

様々な化学素材を供給する化学メーカーである株式会社日本触媒の東京本社オフィス・リニューアルについて、前田様よりプロジェクトの概要をご説明いただきました。

リニューアルの背景は、時代のニーズにあった事業及び環境へとアップデートする事でした。
組織の変革を図るべく策定された新しいオフィスのコンセプトは「繋がる 生み出す 共創オフィス」です。
社員が自律選択的な働き方ができるようオフィス環境をリニューアルする事で、東京本社オフィスがコミュニケーションを活性化させる場となる事を目標としました。

リニューアル後の東京本社オフィスが「触媒」となるための3つのゴール

本格的にプロジェクトがスタートし、株式会社DE-SIGNと共に、社長~部長クラスへ向けたオフィスに求めたい要望のヒアリング・従業員に向けた意識サーベイを実施しました。

東京本社のサブコンセプトとして、社名である「触媒」と掲げ、社員の「やってみたい」が、社内同士・社外と社内・国内外の化学反応を引き起こし、「新たな価値の創造(共創)する機会を創出」する起点となる事を目指すこととなりました。
そして、東京本社オフィスが「触媒」となるために必要な要素として、3つの具体的なゴールを設定しました。

〈3つのゴール〉
●一人一人の「やってみたい」を応援する
●社内のタテ・ヨコ・ナナメ連携をより高める
●顧客・取引先をもっともっと親密になる

具体的なゴールとして掲げた3つの要素を3フロアに当てはめ、用途や目的に応じた設計としました。

〈フロア構成図〉

〈5階 来客対応フロア〉

〈7階 バックオフィス+VIP対応フロア〉

〈8階 事業部門+グループ会社である日触物流も入居フロア〉

参加者からの声

ご参加いただいた方々からいただいたアンケートの一部をご紹介させていただきます。
リアルFM会という事もあり、ファシリティを実際に体験できた事や、座談会で参加者同士コミュニケーションがとれた事に対し、多くのご好評を頂きました。

〈見学会〉

・オフィスのコンセプトなど、どんな趣旨でこうなったのかを聞けて良かった。

・柱のペイントを、従業員やその家族を巻き込んで実施していたのが印象的だった。従業員のオフィス(会社)への愛着が増す仕掛けだと感じた。

・フォーカス席に着席したらランプが自動点灯するという製品が良かった。

〈座談会〉

・リアルに参加者とのコミュニケーションができたのが良かった。

・直接、各社の意向や取組例などを聞けて、非常に参考になった。

・異業種の方と話せる機会がなかなか無いため、貴重な体験になった。

 

 

今回も沢山の方に参加いただき、ありがとうございました。(参加者:21社30名)
今後も、お気軽にご参加ください。

次回ご参加希望の方は、Contactフォームからご連絡ください。

 

竣工写真撮影:”BOUILLON” 井上 昌明 / Masaaki Inoue

 

カテゴリー

オフィス / 働き方 / ファシリティ

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