20.Jan.2022沖縄最大級のリゾートホテル、カヌチャリゾートにてワーケーション体験会を開催しました

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太平洋の海とやんばるの自然に抱かれた沖縄県内最大級の楽園リゾート施設、カヌチャリゾートにてワーケーション体験会を開催しました。敷地80万坪の広大な街であるカヌチャリゾートを中心に多様なアクティビティを詰め込み、充実したワーケーション体験ができるプランをご用意した3泊4日。実際に2021年の11月に開催された内容をレポートします。

ワーケーション体験会の開催目的は?

実はディー・サインがワーケーション体験会を沖縄で開催するのは、去年に引き続き2回目となります。“リゾートホテルでのワーケーションを自ら体験し、新たな制度導入・新しい働き方の実践に向けた取組を支援する”ことを目的として、ご参加企業の支援をさせていただきました。また、ワーケーション施設“カヌチャリゾート”活用の実証実験及びPRという面でも、ご協力させていただいており、本イベントは株式会社カヌチャベイリゾートと株式会社DE-SIGNグループの両社が主催となっています。

まずはイベント概要をご紹介。

<日程>
2021年11月8日(月)~ 11月11日(木)の3泊4日
<体験内容>
■ワーケーション体験
■リゾートホテル内コワーキング施設の見学・利用体験
■講演:11/9(火)9:30~12:00
『ワーケーションをフックとした関係人口・プロジェクト創り』 三菱地所株式会社:神田氏
『副業・子連れでのワーケーション』   Work Design Lab:石川氏
『カヌチャリゾートでの取り組み』   カヌチャリゾート:白石氏
■沖縄市(コザ)内コワーキング施設など視察:11/11(木)
新たなイノベーションをサポートする施設『Startup Lab Lagoon』
※このほか、オプションで懇親会BBQや、朝ヨガ、ゴルフ、やんばる黄金号ガイドツアーもご用意しました
<会場>
カヌチャリゾート (カヌチャベイホテル&ヴィラズ)
<参加者/参加企業>
17名7社が参加

具体的にどんな活動が行われたの?

1日目は各自のスケジュールで集合。到着した人から自由にコワーキングスペースを活用し、夜はBBQテラスで懇親会を開催。

1日目はほとんどの参加者の方にとって、移動日でした。飛行機は各自ご予約いただいており、チェックインの時間も自由に決めていただいています。現地のホテルに到着すると、まずはディー・サインのメンバーがお出迎え。参加者の皆さんには個別に必要な情報をご説明させていただき、早速自由時間です。皆さんカヌチャリゾート内のコワーキングスペースを利用したり、各自のお部屋でワークしたりしながら夕方まで過ごします。こちらのホテルは、なんと全ての客室が50㎡以上!ゆったりとした気分になれるホテルです。

18時になるとプールサイドのBBQ会場にて懇親会がスタート。この日は残念ながら少し雨が降っていましたが、初対面同士のご挨拶も程ほどに、リゾートらしいリラックスした雰囲気を楽しんでいる様子でした。懇親会には7社18名の方が参加され、4~5卓のテーブルを囲み、初日から企業間交流も見られました。

2日目は午前中にワーケーションに関する講演会を開催。

リゾートの朝は美味しい朝食から始まります。カヌチャリゾートでは、2ヶ所のレストランで朝食が楽しめます。和食、多国籍ブッフェと選択肢の幅が広いのが特徴で、連泊でも飽きることなく好みに合わせて選ぶことができました。
そして、この日は朝9時30分に、カヌチャリゾートのコワーキング施設「カヌチャリアンリゾートオフィス」へ集合いただき、お昼まで講演会です。

講演プログラム

  • 『ワーケーションをフックとした関係人口・プロジェクト創り』 三菱地所株式会社:神田氏
  • 『副業・子連れでのワーケーション』 Work Design Lab:石川氏
  • 『カヌチャリゾートでの取り組み』 カヌチャリゾート:白石氏

三菱地所株式会社の神田氏の講演では、ご自身が伊豆・三島から大手町まで新幹線通勤されていたバックグラウンドも踏まえ、様々な人をつなげるプラットフォームとしての場づくりや、地方とともにテーマオリエンテッドでプロジェクトを進めている事例など、具体的にご紹介いただきました。

Work Design Labの石川氏の講演では、地方における副業人材の活用事例をご紹介いただき、“地方企業を手伝うと、家族旅行が返ってくるプロジェクト”など興味をそそる活動をご紹介いただきました。

カヌチャリゾートの白石氏の講演では、マーケットニーズに対応するコンテンツを造成するという行動指針のもと、実現されている取り組みをご紹介いただきました。カヌチャリゾート内にはなんと保育園もあるそうです。カヌチャリゾートは、ミキハウス子育て総研の認定を3種以上取得した全国初の企業で「ウェルカムベビーのお宿」「ウェルカムベビーの結婚式場」「子どもを通わせたい保育園」がそろっています。リゾート内には他にもクリニックや、今回利用しているワーケーションのための施設(写真左)もあり、単なるホテルリゾートを超えて、街づくりとして事業がスタートしています。

2日目午後はフリータイム。沖縄でのワーケーションを満喫。朝・昼・晩の食事は家族と過ごしてみたり、ホテルの外まで足を延ばしてみたり、自由なリゾートタイムを楽しめるのもワーケーションの魅力。

講演会終了後、フリータイムとなった2日目。カヌチャリゾートの施設内で食事しながらWEB会議をする方もいれば、、思い思いに沖縄での時間を充実させた一日となったようです。中にはご家族連れでご参加された方も。ワークの時間とプライベートの時間を上手に組み合わせながら、思い出作りができたのではないでしょうか。

3日目は、オプションプランを活用して充実した1日を過ごせる仕立てに。朝ヨガ、ゴルフ、ガイドツアー、そして一日の終わりにはビーチサイドBBQもご用意。

3日目も一日フリータイムです。この日一日を使って、思いっきり充実した時間を満喫するも良し、気持ちよい環境下で仕事に打ち込むも良し。お好みで選択できるよう、4つのオプションプランをご用意しました。

〈朝ヨガ〉
朝7時から開催された朝ヨガの70分プログラム。カヌチャビーチ沿いに用意されたヨガマットの上で、ゆっくり深呼吸して朝の空気を感じます。五感で自然を感じることでリラックスし、解放された気分になれたそうです。

〈ゴルフ〉
カヌチャリゾートの広大な敷地内にはゴルフ場があります。今回は参加希望者が2組に分かれて18ホールを4.5時間ほどかけて回りました。18ホールを回る場合、本州では9ホール回った後にランチを挟んで休憩し、その後また再開するというのが通常の流れですが、なんと沖縄のゴルフスタイルはお昼のランチ休憩がありません。そもそも沖縄では、ゴルフ場の予約時間も“休憩なし”の前提で設定されているのが当たり前だとか。朝8時半にスタートしてからすべてのコースを終えたのは、お昼過ぎ。ゴルフ参加者は、最後にスコアを眺めながらランチをして解散です。

〈やんばる黄金ツアー〉
2021年7月に沖縄本島北部のやんばる(国頭村・大宜味村・東村)の森が世界自然遺産として登録されました。温暖・多湿な亜熱帯気候のこのエリアは、長い年月とともにユーラシア大陸から離れ、絶滅危惧種や希少な動植物などが生息し独自の生態系を育む、世界的にも珍しい地域世界遺産なんだそうです。

ツアーガイドさんが森の植物や歴史を語ってくれるこのツアーでは、なんと最近になって新種として発見されたばかりの“沖縄本島やんばる地域産リュウジンオオムカデ”に出会えたんだそうです。運がいいですね。

〈ビーチサイド BBQ 焚火イベント”海 DE MUSIC”〉
17:00よりカヌチャビーチのビーチサイドにあるバーベキュー会場にて、焚火を見ながらバーベキューを開催しました。4卓ほどの席に分かれ、自由に席をとってもらい、立食に近いスタイルで楽しく過ごす時間となりました。この日は星空がとても美しい夜でした。焚火を見ながら、沖縄らしいゆっくりとした時間を満喫できました。

4日目の最終日。沖縄市内コザにあるコワーキング施設『Startup Lab Lagoon』と、その周辺の商店街の取組をご紹介。

最終日になると、早朝出発で空港へ向かう方もいれば、そのまま連泊をする方もいます。我々ディー・サインからは、沖縄市内にあるコザという地域の取組で、商店街の一部を賃貸し、起業支援を行うスタートアップ商店街についてご紹介する時間を設けました。

コザ(旧地名)は、米軍基地が近く、昔からアメリカンテイストが強い地域で、今でもドル支払いができる地域だそうです。古くから多様な文化を取り入れ、許容する考えが根付いている地域だからこそ、ほかの地域出身のスタートアップ企業の方々に対しても、ウェルカムな姿勢で受け入れているのだとか。
この日は商店街の中にあるコワーキング施設『Startup Lab Lagoon』を中心にご紹介しました。また、3Dプリンターがあるラボやスタジオ、建設中のホテルなど、商店街の中にあるほかの施設もご紹介していただきました。最後はおすすめのランチ店を教えてもらい、各自ランチをとって市内で解散です。その後は『Startup Lab Lagoon』にてワークする人も見受けられました。

こちらでの解散をもって、企画した全日程が終了。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。さて、最後は皆さんからの感想・アンケートをご紹介しましょう。

ワーケーション体験会後のアンケート結果をどうぞ

体験会に対する全体満足度は?

全体の91%以上の方にご満足いただきました。

ワーケーションで想定する期間はどのくらいですか?

全体の66.7%の方は数日から1週間程度、と答える結果に。長期化するほど回答数は少ない結果となりました。

参加者からのコメントを一部ご紹介。

この度参加させていただき、参考とすべきものばかりでした。実際にワーケーションをされている方たちの生の意見を聞くことができ、とても良い経験をさせていただきました。参加者の皆様との出会いに感謝いたします。このような機会を設けていただき、本当にありがとうございました。

ワーケーションとは出会いの場なのだなと感じました。全員で何かをする軽いワークショップのようなものがあるとより自然に交流しやすいかと感じました。

ワーケーションに関するご相談もお受けしています。

我々がワーケーション企画を行うにあたり得た知見を、皆様のご相談に活かす機会があれば、是非お声がけください。今後も一緒に働き方について考えていきましょう。

本イベント参加者の皆様にご送付したイベント資料はこちら

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